導入事例

YAYOI

定食から Teishoku へ

世界へ飛躍する YAYOI の舞台裏

Palo Alto | Cupertino | Hillsdale

www.yayoi-us.com

海外でもホッとする美味しい定食が食べたい。

そんな願いを叶えてくれるYAYOIは、日本でお馴染みの定食チェーン「やよい軒」の海外向けブランド。今では世界8ヶ国で展開されている(2019年11月現在)。

YAYOIは2016年のアメリカ進出を機にBayPOSを導入し、セルフオーダーシステムによるオペレーションの最適化に成功。またデータ分析によるグローバルな事業戦略も策定している。

日本で愛されてきた定食屋から世界でスケールするYAYOI Japanese Teishoku Restaurant へ。この変貌の背景を米国YAYOI営業部長 岩井沢慎さんとエリアマネージャー ガブリエル・ベガスさんにうかがった。

食堂からレストランへ

和モダンにデザインされた店内に、日本で当たり前の食券機は見当たらない。各テーブルにはセルフオーダータブレットが置かれ、お客様の好きなタイミングで注文ができ、調理状況の把握までできる。

このシステムは先にアジア市場に進出したYAYOIの経験から確立されたものである。

アジア進出においてまずYAYOIが目指したものは、ファストフードレストランからフルサービスレストランへの一新であった。食券機を廃止しテーブルサービスを導入したが、そこで大きな問題に直面した。定食はラーメンや寿司にも劣らない人気を集めた一方、レストランは慢性的な人手不足に悩まされていたのだ。

「当時はとにかく少ない人数、且つ経験の浅いスタッフでも忙しいお店を回せる様にするため、既存のセルフオーダーシステムを採用しました」と岩井沢さんは言う。

結果的にオーダーミスも格段に減り人手不足改善に繋がったこのスタイルが、現在のYAYOIの海外オペレーションモデルとなっていった。

「いらないものはない」現場目線のシステム開発

アジアでの実績をもとにYAYOIはアメリカへと進んだ。そこでBayPOSと共に、セルフオーダー機能を備えデータ収集に秀でたシステムをゼロから構築することとなる。

BayPOSの開発チームは、店鋪のオペレーションを徹底的に観察し、生の声を拾いながら現場のニーズを徹底的に追求した。結果、必要な機能だけを備えたシンプルで使い勝手の良いシステムを作り上げた。

お客様自身が入力したオーダーは、全ステーションのタブレットに表示され、スタッフ全員で情報を共有する。同時にお客様のタブレットでも、調理状況がアップデートされる。

「オーダーをBayPOSに任せることで、オーダーチケットやテーブル担当の配置も必要がなく、スタッフの負担も軽いです。わかり易いマネージメントシステムで、少人数でも効率よく回転させることができています。また情報共有により円滑なコミュニケーションが生まれ、ミスも非常に少ないです」(ベガス氏)

広がった雇用の裾野

「BayPOSの最大の特徴は、そのシンプルさと直感的なわかりやすさです。新人スタッフも最短のトレーニングで即戦力となってくれます。経験者だけに頼ることなく、採用の幅も広がりました」(岩井沢氏)

「BayPOSのバックアップで従業員のストレスも減り、働きやすい環境を実現できています。スタッフの定着度も高いです」(ベガス氏)

たどり着いた真のサービス

人材不足解消、トレーニング時間の短縮など多くの利点がある中で、2人が口を揃えて強調したことが「サービスの向上」であった。

「スタッフに余裕ができたことでお客様との会話も弾み、フィードバックも今まで以上に沢山いただけるようになりました。BayPOSのサポートで、YAYOIが目指してきたサービスを提供できています」(岩井沢氏)

「『セルフオーダーを取り入れるとサービスが無機質なものになってしまうのではないか』と抵抗のある方もいると思います。しかしBayPOSを導入して気づいたことは、オーダーを取ることだけがカスタマーサービスでは無いということ。お客様に心地よい時間を過ごしてもらう手助けをする、これがカスタマーサービスの真髄だと思います」(ベカス氏)

何が売れたかではなく、どのように売れたか

YAYOIのグローバル化を支えるもう一つの重要な要素が、データ分析だ。

お客様の行動履歴と店側の業務プロセスの全てが、BayPOSによって透明化される。

「『何がどれだけ売れたかではなく、どのように売れたか』が見えるようになりました。データという共通言語により全員が同じ目線で問題に取り組めるようになりました」(岩井沢氏)

新規出店計画にもデータ分析は欠かせない。

「既存店のデータから、新店舗のレイアウト、席数、回転率や売り上げ予測、それにまつわる労働時間や経費まで、仮説を立てながら総合的に計画を進めることができています」(岩井沢氏)

余計なものを一切削ぎ落としたBayPOSシステム。アメリカ1号店での成功を皮切りに、現在は5カ国34店舗のYAYOIで採用されており、これからも更に増えていく見込みだ。

「限りある時間と予算を、美味しい定食と丁寧な接客というYAYOIの本質に費やし、トレーニングや人件費は理想的に抑える事ができています」(岩井沢氏)

「レストランのニーズによって柔軟に調整できるBayPOSは評判も良く、それを目当てに来店される方も多くいらっしゃいます。他のレストランの方達にもぜひ体験してもらいたいです」(ベガス氏)